コロナに負けるな！（肺を元気に！）

新型コロナウイルスが猛威をふるってきました。市中感染が明らかに増えてきています。手洗いをしっかりして、自宅にいるだけで多くは防げる感染のようです。自分が誰かに移してしまうかもしれないと考えて、どうぞ不要不急の外出は控えてください。

こんな時は、どうしても普段と違う行動となり、生活リズムが乱れがち。こんな時こそ生活リズムを気にして生活してみませんか！！起きる時間、朝食・昼食・夕食を食べる時間、寝る時間・・・

アーユルヴェーダでは、平日も休日も同じリズムで過ごすように言っています。なぜなら、ヴァータが乱れるからです。ヴァータは不規則が苦手！！現代科学的には、概日リズム（体内時計）が乱れることと言い換えることもできるでしょう。
人間のカラダも、自然界も太陽と月のリズム（光の強さによるリズム）を目安に動いています。そのリズムに逆らって生活しても、その人間の生活リズムに合わせて太陽や月が昇ってきてくれるわけでもなく、地球に住んでいる以上、人間の方が不自然となってしまいます。

今こそ、各自の免疫力を高めておかなければならない時です。いろいろとカラダに良いと言われるものを食べて体内に取り入れることもいいですが、それらをスムーズに体内に取り入れたいと思うなら、体内にもともとあるリズムを無視せずに生活することも大事ではないでしょうか(^^)/

ちなみに、新型コロナウイルスは『肺』が弱っていると特に重症化しやすいようですね。肺はカパの座（カパが優勢な場所）。カパとヴァータが乱れるとよろしくない感じ。朝ダラダラと遅い時間に起きてしまうと、カパの時間帯＊に起きてしまうことになります。もし、重だるい感じ（カパの作用）で毎朝目覚めている方は、時間帯を少し早い時間に変えるだけでも、スッキリ（ヴァータの作用）するかもです。

アーユルヴェーダでは、ブラフミームフールタという時間に起きることを推奨しています。日の出の約90分前の時間です。こんな時こそ、少し早めに起きて、肺いっぱいに朝の新鮮な空気（ヴァータ）を入れてあげて、肺の中の滞っているカパを一掃してみませんか？

＊1日の中にそれぞれヴァータ・ピッタ・カパが優勢な時間帯があります。ただし、下記の時間ピッタリに入れ替わるわけではありません。季節によっても異なりますので、あくまで目安の時間帯としてください。
午前午後2：00～6：00がヴァータの時間帯
午前午後6：00～10：00がピッタの時間帯
午前午後10：00～2：00がピッタの時間帯

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ブログ筆者：中村　美由紀
アーユルヴェーダ・セラピスト
アーユルヴェーダ・カタリスト*
*カタリストCatalistとは・・・触媒という意味。化学反応を速める力があります。アーユルヴェーダが広まっていく世界の触媒でありたい。ヒト・モノ・コトの化学反応を触媒します。

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